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埋入プロトコール

【読み】
まいにゅうぷろとこーる
【英語】
late placement protocol
【書籍】
ITI Treatment Guide Volume 3 抜歯部位へのインプラント埋入 治療オプション
【ページ】
23

キーワード解説

インプラントの埋入プロトコールは、埋入時の抜歯部位の状態によって「即時埋入」「早期埋入」「遅延埋入」に大別される。即時埋入(Type 1)における抜歯部位は硬・軟組織の治癒が起こっていない状態で、埋入手術は抜歯と同日に行う。早期埋入は、軟組織は治癒しているが顕著な骨治癒のみられない状態(Type 2)と、X線上の骨治癒がみられる状態(Type 3)での埋入に分けられ、それぞれ抜歯後4~8週、12~16週に行うものである。遅延埋入(Type 4)は硬・軟組織が完全に治癒した状態での埋入を指す。通常、抜歯から6ヵ月以上経過した状態で行う。