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咬合性外傷

【読み】
こうごうせいがいしょう
【英語】
occlusal trauma
【書籍】
歯科衛生士臨床のためのQuint Study Club 知ってて得した!歯周治療に活かせるエビデンス
【ページ】
53

キーワード解説

 咬合性外傷とは、「過度の咬合力によって引き起こされる付属器官の損傷」(アメリカ歯周病学会、1986)のこと。つまり、外傷を与える過度な咬合(外傷性咬合)により、歯や歯周組織に損傷を与えることをいう。咬合性外傷は、正常な歯周組織にもたらされる一次性咬合性外傷と、歯周組織の高さが減少した歯周組織に対して傷害を及ぼす二次性咬合性外傷に分かれる。なお、一次性も二次性も、生じる組織反応は同じである。