デジタルX線装置
- 【読み】
- でじたるえっくすせんそうち
- 【英語】
- digital X-ray system
- 【書籍】
- QDI 2009年 3号
- 【ページ】
- 110
キーワード解説
フィルムを使わずに、イメージングプレート(IP)と呼ばれるセンサーを利用してコンピュータで画像を取り込み、出力するX線装置。従来のX線装置に比べて、以下のような特長があるとされる。(1)低出力でも高感度で画像を検出できるため、被曝線量が少ない。(2)フィルムを現像する際に必要であった現像液や定着液を廃液として処理しなくて済む。(3)画像処理が速く、短時間で現像できる。(4)電子的なデータとして保存するため、フィルムのように画像が経年的に劣化せず、保管スペースも節約できる。また、医院間でのデータのやり取りが容易である。