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ウシ由来ハイドロキシアパタイト

【読み】
うしゆらいはいどろきしあぱたいと
【英語】
bovine-derived hydroxyapatite
【書籍】
82症例で知るインプラント日常臨床
【ページ】
10

キーワード解説

医科および歯科領域において、骨欠損部の再生治療などに使用する移植材料の一つ。製造過程において牛の天然骨を適切な化学処理と高温で焼成することにより、解剖学的な構造を破壊せずに有機成分を完全に除去し、結晶化させた材料であり、骨誘導はないが骨伝導能を有するとされている。とくに歯科領域においては、インプラント治療にともなう骨再生術に使用する移植材料として欧米では使用頻度が高く、良好な臨床成績も報告されているが、日本国内においては2009年6月現在、医科・歯科ともに薬事認可が下りていない。