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セカンドオピニオン

【読み】
せかんどおぴにおん
【英語】
second opinion
【書籍】
QDT 2009年7月号
【ページ】
110

キーワード解説

 患者は主治医から自身の病気についての説明を受け、これを理解したうえで、自らの意思で治療法について同意することが求められている。しかし、主治医の説明を患者側が理解できない場合や判断できない場合などに、主治医以外の医師の意見を聞き、その意見を参考にすることがある。この主治医以外の医師の意見のことをセカンドオピニオンという。
 セカンドオピニオンを参考にし、患者は自分の状況をある程度客観的に把握でき、より自分に適した治療法を選択・決定することが容易になる。ただし、これはあくまで患者側からの相談であり、現在治療を行っている病院での治療を受けるか否かを判断するための一つの手段であることは患者に理解してもらう必要がある。そのため、医師側も治療法についての相談を受け意見を述べるのみで、治療は行わないことを患者側に説明する必要がある。