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バニッシングされた歯石

【読み】
ばにっしんぐされたしせき
【英語】
burnished calculus
【書籍】
歯科衛生士 2009年7月号
【ページ】
27

キーワード解説

 バニッシングされた歯石とは、表面がテカテカに滑沢化された状態の歯石を指す。粗造な歯石の表層一部のみの除去後、残った歯石に対し不適切なカッティングエッジ(不適切なシャープニングによるもの/シャープニングがされていないため鈍な状態)やストローク(カッティングエッジが歯根面に対し不適切な角度で行われた/適切な側方圧で行わなかった)など、間違ったインスツルメンテーションが行われた結果生じると考えられる。
 一度バニッシングされた歯石は、表面が磨かれてしまっている(滑沢)ために探知が難しい。除去もカッティングエッジが歯石の表面に引っかからず、困難である。