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骨のリモデリング

【読み】
こつのりもでりんぐ
【英語】
bone remodeling
【書籍】
ザ・クインテッセンス 2009年8月号
【ページ】
62

キーワード解説

 骨組織のもつ機能として、骨格の維持、酸-塩基平衡作用、ミネラルの貯蔵・代謝があり、これらの機能発現のために、つねに吸収と形成が繰り返し行われていること。リモデリングを調整しているのは、ホルモン、サイトカインの協調作用であり、それを発現するのが種々の細胞(破骨細胞:osteoclast、骨芽細胞:osteoblast、骨細胞:osteocyte、骨髄細胞など)である。また、Basic Multicellular Unit(BMU)という基本単位で生じ、活性化(activation)、吸収(resorption)、反転(reversal:coupling)、形成・石灰化(formation・mineralization)、休止(resting)のサイクルからなる。