微小循環

【読み】

びしょうじゅんかん

【英語】

microcirculation

【書籍】

PERIODONTICS & RESTORATIVE DENTISTRY 2009年 No.4

【ページ】

30

キーワード解説

細動脈、細静脈、毛細管を含む微小な循環系をいう。これらの直径はおよそ5～8μmである。毛細管の大半は単層の内皮細胞のみから成る。Macrocirculationでは血液の運搬が行われるが、微小循環では、毛細管により血液と周辺組織の間で内皮細胞を介して物質（栄養素や老廃物）の交換が行われる。
血流量、血圧、体温の調節機能を備えている。また、炎症における反応部位としても知られ、血栓形成にも重要な役割を果たしている。