ピエゾサージェリーによる骨外科処置
- 【読み】
- ぴえぞさーじぇりーによるこつげかしょち
- 【英語】
- piezoelectric bone surgery
- 【書籍】
- ピエゾサージェリーのすべて 歯科治療に生かす臨床ポイント
- 【ページ】
- 13
キーワード解説
骨性癒着した歯の周囲の骨の切削を発端とし開発された、ピエゾサージェリーを使用した硬組織への外科処置。
ピエゾサージェリーでは、微小振動での切削動作により軟組織を損傷するリスクが従来の自動機器よりきわめて低い。石灰化の進んだ骨や下歯槽神経が近接した領域など、従来型の器具の使用がハイリスクであった部位へも処置を行うことができ、骨自体の削除量も少なく、治癒反応も良好である。最小限の侵襲であるため、術後疼痛、腫脹といった患者の不快感も軽減される。