専門情報検索 お試し版

診査

【読み】
しんさ
【書籍】
The 悩める歯科衛生士~判断力・診査編~  私の悩みを聞いてください!
【ページ】
19

キーワード解説

患者さんの口腔内の状態を知り、治療計画を立案するために行う。診査項目としては、問診、口腔内写真・エックス線写真撮影、う蝕の有無の確認、歯周組織検査(プロービング値、出血、根分岐部の有無および状態、動揺度、プラークコントロール状況等)、咬合状態のチェックなどが主である。また、場合によっては唾液検査や細菌検査などのリスクファクターを調べることも必要となる。初診時から患者さんのもっとも身近な存在としてかかわっていく歯科衛生士は、これらの情報を正確に得るとともに、そのうえで、情報をもとになぜ現状に至ったのか、また口腔内から今後どのような変化が予測されるのかを考えることも大切といえる。