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RAP(Regional Accelerated Phenomenon)

【読み】
あーるえーぴー
【英語】
regional accelerated phenomenon
【書籍】
ザ・クインテッセンス 2009年10月号
【ページ】
70

キーワード解説

インプラント埋入のような外科的侵襲によって、インプラント埋入部位の骨密度は増加するといわれている。つまり、骨のリモデリングが損傷部に隣接して生じるということであり、Frost HMはこの治癒段階がスピードアップする現象をRAP(Regional Accelerated Phenomenon)と述べている。これは外科処置後2、3日以内に始まり、通常は1~2か月でピークを迎え、6か月くらい続く。骨損傷に続いてRAPが生じることは適切な治癒のプロセスを経ていることを現しており、Shih MSとNorrdin RWは骨損傷後の97%に生じるとした。