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ロウ着

【読み】
ろうちゃく
【英語】
soldering
【書籍】
QDT 2009年11月号
【ページ】
154

キーワード解説

ロウ着とは、例えば歯冠修復においてのメタルブリッジなどを製作する際の、連結部の固定連結法のひとつで、支台装置やポンティックの金属(母合金)と組成の異なるロウ合金を融解して、母合金の間隙に流し入れ、接合させる方法である。一般的には、支台装置やポンティックの位置関係を記録(咬合面コア)し、埋没材で固定してロウ着を行う埋没ロウ着が行われている。陶材焼付鋳造冠のロウ着には、前ロウ着法と後ロウ着法がある。これらは審美的には前ロウ着法が、精度的には後ロウ着法が優れているとされている。