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固定性部分補綴物

【読み】
こていせいぶぶんほてつぶつ
【英語】
fixed partial restoration/fixed partial prosthesis
【書籍】
PRD 2009年6号
【ページ】
12

キーワード解説

天然歯、歯根、インプラント体を維持源(支台)とし、歯列の局所欠損を置換する欠損補綴物。冠(クラウン)、架工義歯(ブリッジ)、インプラント支持補綴物がこれにあたる。支台にスクリューや歯科用セメントで固定するため、任意の着脱ができないものをいう。可撤性と比べて維持力が大きい、装着時の違和感が少ない、発音に問題も生じにくいなどの利点がある。反面取り外しができないため、清掃性の面では可撤性が勝る。また長期的にみて、欠損歯牙の咬合力も負担する支台歯の寿命を縮める可能性がある。