アフタ性口内炎
- 【読み】
- あふたせいこうないえん
- 【英語】
- aphthous stomatitis
- 【書籍】
- Dr.佐藤とリチャードの臨床で使える歯科英会話
- 【ページ】
- 83
キーワード解説
頬粘膜・舌・口唇粘膜に疼痛をともなうアフタ(炎症性発赤〔紅暈〕・浮腫をともなう灰白色の小潰瘍)を形成する口内炎。潰瘍の形状は円形~楕円形で、境界は明瞭である。強い接触痛とともに、重度のものは自発痛も生じ、出血もみられる。20~50代の女性、また歯の萌出期の小児や妊婦に多い。1~2週間で自然治癒するが再発を繰り返すことも少なくない。原因は、粘膜の外傷やヘルペスウイルス、アレルギー、内分泌異常、ビタミンB2不足、ストレスなどともいわれているが、はっきりとはされていない。