認知症

【読み】

にんちしょう

【英語】

dementia

【書籍】

歯科衛生士 2010年１月号

【ページ】

74

キーワード解説

認知症とは、後天的な脳疾患の慢性症状として、知能、記憶、判断、注意力、思考、理解、言語などの高次の精神機能の障害が出現し、日常生活に支障をきたす状態。かつては「痴呆」や「狂ノー種」と呼ばれていた。
　認知症は、主に高齢者で現れ、その原因疾患の大部分をアルツハイマー型認知症と脳血管性認知症が占めている。この他、レビー小体型認知症、前頭側頭変性症などがある。認知症者のケアをする際は、個々の特徴を理解することが必要である。