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酸エッチング

【読み】
さんえっちんぐ
【英語】
acid etching
【書籍】
PRD 2010年1号
【ページ】
44

キーワード解説

オッセオインテグレーションを良好にする目的で、インプラント製造過程において、その骨内部分表面に酸性媒質(塩酸、硫酸、フッ酸等)を曝露させて、等方性の粗面を作る化学的処理のこと。酸エッチングによって作られた表面の粗さ(Sa)はおよそ0.5~2.0μmで、ブラスト処理に比べると微細である。凹凸の付いたインプラント表面には細胞が接着しやすくなり、異方性の機械研磨表面よりも早期のオッセオインテグレーションが生じる。