カスタムインプレッションコーピング
- 【読み】
- かすたむいんぷれっしょんこーぴんぐ
- 【英語】
- custom impression coping
- 【書籍】
- 別冊 若手歯科医師・技工士のための インプラント補綴・技工 超入門
- 【ページ】
- 107
キーワード解説
カスタムインプレッションコーピングとは、インプラント補綴においてプロビジョナルレストレーションで調整された後の粘膜縁下部の形態を、最終印象体へと写し取る操作である。その方法は、まず、形態修整が行われた後のプロビジョナルレストレーションを模型上に装着したのち、粘膜縁下部周囲の外形をシリコーン印象材で採得する。その後、さらにその外形に対して即時重合レジンを注入し、その形態を写し取る。これは1997年にHindsによって発表され、現在では、インプラント治療部の周囲粘膜に高い審美性を付与するうえで広く一般的な手法となっている。