インサイド・アウトサイドスキャニング法
- 【読み】
- いんさいど・あうとさいどすきゃにんぐほう
- 【英語】
- inside outside scanning method
- 【書籍】
- 別冊 若手歯科医師・技工士のための インプラント補綴・技工 超入門
- 【ページ】
- 146
キーワード解説
インサイド・アウトサイドスキャニング法とは、歯冠修復において、フレーム(コーピング)製作にCAD/CAMシステムを用いる場合に行う操作である。具体的には、鋳造法と同様に支台歯上(あるいはインプラントアバットメント上)にフレーム形態のワックスアップを行い、そのうえでその形態をスキャニングし、フレーム設計を行う。これは「ダブルスキャニング法」ともいわれ、フレーム設計に注意を要する症例で(フレームに過保障を与える必要がある症例)において、CAD/CAMシステムによるフレーム設計の不備を補う方法として用いられる。