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CRP

【読み】
しーあーるぴー
【英語】
CRP、C-reactive protein
【書籍】
歯科衛生士 2010年4月号
【ページ】
84

キーワード解説

CRPとは、C-reactive protein(C反応性タンパク)の略で、体内に炎症が起きたり組織の一部が壊れたりしたときに血液中に現れるタンパク質のことをいう。
炎症や外傷、あるいは悪性腫瘍などで組織がダメージを受けると、リンパ球や単球、マクロファージから炎症性サイトカインと呼ばれる物質が放出され、肝細胞がそれらのサイトカインに刺激されてCRPを合成する。このことからCRPは、炎症や組織障害の存在と程度の指標として、日常臨床で血液を用いて頻繁に測定される。