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スーパーオッセオインテグレーション

【読み】
すーぱーおっせおいんてぐれーしょん
【英語】
super osseointegration
【書籍】
別冊 脱・チタンエイジング─スーパーオッセオインテグレーション─
【ページ】
59

キーワード解説

UCLAの小川隆広氏らが、チタンのバイオロジカルエイジング(時間経過に応じて、チタンインプラント表面に大気中の炭化水素が付着し、生物学的活性および骨結合能が低下すること)を回復させるための技術研究から発見・開発し、定義した概念。老化したチタンインプラント表面に光機能化による処理を行うことで、細胞接着能、細胞安定化・維持能を2~5倍に高め、結果として老化したインプラントの骨接触率(45~60%)、さらには新鮮チタン面の骨接触率(90%以上)を上回る、100%に限りなく近い骨接触率を達成できるとされる。このスーパーオッセオインテグレーションの技術は、インプラント治療の予知性を高める画期的な発見として大きな期待を集めている。