専門情報検索 お試し版

サベイヤー

【読み】
さべいやー
【英語】
surveyor
【書籍】
QDT Art & Practice 2010年5月号
【ページ】
101

キーワード解説

部分床義歯の設計において、「残存歯の平行性の確認」「アンダーカットの分布調査」「残存歯・歯槽部の最大豊隆部の印記」を行い、「義歯の着脱方向の決定」から「クラスプの種類決定」「床や連結子の設計」などを作業模型上で行うために欠かせない器具。水平腕が固定式か、可動式かで大別できる。前者はサベイングの際、炭素棒を固定して模型側を動かすタイプで、操作性はやや劣るが耐久性は高い。一方、後者はその逆に模型を固定して炭素棒を動かすタイプで、操作性は簡便だが、長期的には連結部にゆるみが生じる場合があり、その際にはメインテナンスが必要となる。