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口腔習癖

【読み】
こうくうしゅうへき
【英語】
oral habits
【書籍】
症例から学ぶはじめての咬合育成
【ページ】
10

キーワード解説

口腔に関する習慣的行為をいい、弄舌癖(舌を歯列の間に入れて弄んだり咬んだりする)、咬唇癖(口唇を咬んだり吸引する)、咬爪癖(つめ咬み)、吸指癖(指しゃぶり)、異常嚥下癖(嚥下時に上下前歯の間から舌が突出する)などが挙げられるが、これらが不正咬合にどのような影響を及ぼすかは、習癖の強さや頻度、期間などによって決定されるため、診察の際には十分考慮されるべき項目である。そのほか口呼吸やブラキシズム、頬杖やうつぶせ寝などによっても、歯列や咬合に影響を及ぼすといわれている。