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ティッシュスカルプティング

【読み】
てぃっしゅすかるぷてぃんぐ
【英語】
tissue sculpting
【書籍】
QDT Art & Practice 2010年6月号
【ページ】
52

キーワード解説

ティッシュスカルプティングとは、インプラント治療においてプロビジョナルレストレーションやヒーリングアバットメントに豊隆を与え、その圧力によって歯肉貫通部の形態を徐々に意図した形態に誘導する手法をさす(Sculptingとは英語で彫り込み、彫刻の意)。本来の歯根形態とは異なり、真円状のインプラント体からより解剖学的な歯冠形態を製作するために行われる。
具体的には、インプラント体にテンポラリーシリンダーを連結したうえで、意図する豊隆を与えたプロビジョナルレストレーションを装着する方法(間接法)と、あらかじめ意図した形態のカスタムアバットメントを初期からインプラント体に装着する方法(直接法)の2通りのアプローチがある。