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シュリンク形状

【読み】
しゅりんくけいじょう
【英語】
shrink shape
【書籍】
QDT Art & Practice 2010年6月号
【ページ】
128

キーワード解説

CAD/CAMシステム「ノリタケカタナジルコニアシステム」(ノリタケデンタルサプライ,モリタ)のデザインの1つ。ワックスアップによってコーピングの形態を設計することなく、CAD画面上のみで補綴物の最終的な形態を設計し、その形態をもとにポーセレンの厚み分を縮小したコーピングの形態である。同システムには他にも、標準(ならい)、Dスキャン(作業用模型とワックスフレームをスキャンすることで、ワックスのフレーム形態を再現するもの)、サポート形状(シュリンク形状と同様にCAD画面上で形態を設計したうえで、隣接面から舌側面の歯頚部にジルコニアによるバンド状のサポートを付与し、歯冠陶材の破折・脱離のリスクを軽減するもの)がある。