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歯槽堤保存術

【読み】
しそうていほぞんじゅつ
【英語】
ridge preservation
【書籍】
PRD 2010年3号
【ページ】
76

キーワード解説

抜歯を行うと、周囲骨は吸収し、顎堤の硬・軟組織の形態変化が垂直的、水平的に生じる。特に審美領域における歯槽堤形態を保存する目的のほか、欠損歯に対するブリッジなどの支持組織、あるいはインプラントを支持する適切な骨高さを得るために、歯槽堤保存術が必要となる。
歯槽堤保存術では、抜歯窩にコラーゲン、自家骨、他家骨移植材などの骨補填材を填入する、メンブレンを利用する、回転型口蓋側フラップなどの軟組織移植を行う等の方法がとられる。