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マイクロインプラントアンカレッジ

【読み】
まいくろいんぷらんとあんかれっじ
【英語】
micro-implant anchorage
【書籍】
93症例で知るインプラント日常臨床
【ページ】
59

キーワード解説

歯科矯正治療に用いられる直径1.2~1.4mmのスクリュー形インプラント。矯正治療の固定源として顎骨内に植立し、治療後は除去する必要がある。マイクロインプラントアンカレッジを用いた矯正治療には、患者の協力性に左右される顎間固定装置などの使用を必要としない、サイズが小さいため植立部位の選択が容易である、植立・撤去の外科術式が容易である、治療期間が短縮できるといった利点がある。一方、加わる矯正力の大きさ、植立する部位などにより成功率に差があるともされており、適応症の選択には慎重を要する。