横走隆線
- 【読み】
- おうそうりゅうせん
- 【英語】
- transverse ridge
- 【書籍】
- QDT Art & Practice 2010年7月号
- 【ページ】
- 110
キーワード解説
横走隆線とは、歯軸に対して直角に走っている隆線を示す語である。横走隆線はお互いに平行して歯冠を一周しているため、各線が途中で交差したり、唇側面と舌側面で間隔が変わったりすることはない。横走隆線は病的な要素が強いため、メタルセラミックスやオールセラミックスの技工においては、必ず縦の唇側面隆線を最初に付与する。また、切縁の凹凸は唇側面の隆線を付与することによって自然と現れ、短く左右対称の長さになってくる。