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ボルトン分析法

【読み】
ぼるとんぶんせきほう
【英語】
bolton analysis
【書籍】
インターディシプリナリー治療計画 改訂版
【ページ】
282

キーワード解説

歯の大きさを分析する「ボルトン分析法」は、スペース配分を決定する方法で、これは上顎歯列と下顎歯列の双方について、弓型デバイダーを用いて、残存している正常な外観の前歯の近遠心的最大幅径を測定することで求められる。この手順は、歯列模型上での測定が一般的であるが、口腔内で歯を直接測定しても良い。なお不適切な大きさの歯は、測定すべきではない。なおボルトン分析法を応用した代替手法として、(1)正常な外観の下顎前歯部幅径の合計と、(2)正常な外観の上顎前歯部幅径の合計平均比率を用いる考え方もある。