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発達障害

【読み】
はったつしょうがい
【英語】
developmental disability
【書籍】
歯科衛生士 2010年8月号
【ページ】
66

キーワード解説

脳の機能異常によって起こる障害で、多くは先天的な行動をとおして明らかとなる障害の総称。平成17年に施行された発達障害者支援法によると、その定義は「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの」(2条1項)とされている。本法では発達障害者に対し、その心理機能の適正な発達を支援し円滑な社会生活を促進するため、発達障害の特性に対応した医療的、福祉的および教育的援助が必要であるとしている。
代表的な広汎性発達障害の特徴として、社会的相互交渉(人と情緒的に接したり感情を交わすこと)の質的異常、コミュニケーションの質的異常、限定的・反復的で常同的な興味・行動パターン(こだわり、行動、興味の偏り)の3点があげられる。
関連障害をあわせるとほぼ100人に1人の割合で発症し、そのうち半数が精神遅滞を合併する。