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螺旋角

【読み】
らせんかく
【英語】
helix angle
【書籍】
ビジュアライズド イラストレーションズ How to Endodontics The State of the Art
【ページ】
75

キーワード解説

ファイルを側面から見たときに、ファイルの長軸に対して刃部が成す角度のこと。刃部と刃部の距離であるピッチ(pitch)が大きいと螺旋角は小さくなり、切削効率は高くなる。ただし、螺旋角が小さいほど刃部の接触面積が広がるため切削抵抗が増し、ファイルのコア径も小さくなるので耐ねじれ疲労は低下することになる。
 螺旋角およびピッチを調整することでファイルが切削時に受ける負荷を増減できるため、ファイルのデザインによりその切削効率や耐疲労性は異なることとなる。