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経皮的動脈血酸素飽和度

【読み】
けいひてきどうみゃくけつさんそほうわど
【英語】
percutaneous oxygen saturation
【書籍】
日常臨床&チーム医療に活かせる 歯科衛生士臨床ビジュアルハンドブック
【ページ】
214

キーワード解説

経皮的動脈血酸素飽和度とは、動脈血中の酸素と結合しているヘモグロビンの割合のことで、低酸素症の発症をモニターすることである。SpO2(Saturation:飽和度、Pulse:脈拍、Oxygen:酸素)と略される。
測定値が示す状態は以下のとおり。93%以上=正常、90%以下=検査を進める必要あり、70%以下=チアノーゼを呈する、50%以下=組織の損傷、30%以下=細胞死。
指先にクリップ式のプローブを装着し、組織に光を当てて測定することから、測定時はマニキュアを除去する必要がある。プローブの周囲が明るすぎたり、高度な貧血がある場合では、誤差が生じやすい。