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睡眠時ブラキシズム

【読み】
すいみんじぶらきしずむ
【英語】
sleep bruxism
【書籍】
歯科医師のための睡眠医学
【ページ】
25

キーワード解説

睡眠時ブラキシズムはクラインディング音を引き起こす反復性の顎筋の活動と時々起こるかみ噛みしめである。その原因は、不安や生活のストレスはリスクファクターとされるがいまだ判明していない。睡眠時ブラキシズムの結果として、歯の破壊、起床時の頭痛、顎の痛み、筋緊張あるいは関節円板の転移による開口制限などが起こるとされている。
診断には咬筋活動、音声ビデオ記録、ポリグラフ検査により確定される。軽度の睡眠時ブラキシズムの患者は睡眠1時間あたり2回よりの多くの顎筋の収縮を、中等度から重度の患者は睡眠1時間あたり4回よりの多くの顎筋の収縮を示す。