閉鎖性睡眠時無呼吸
- 【読み】
- へいさせいすいみんじむこきゅう
- 【英語】
- obstructive sleep apnea
- 【書籍】
- 歯科医師のための睡眠医学
- 【ページ】
- 53
キーワード解説
閉鎖性睡眠時無呼吸(症候群)は、反復する完全あるいは部分的気道の閉塞、酸素飽和度の低下、および睡眠の断片化で特徴づけられる状態であり、いびき、無呼吸や強い日中傾眠といった症状をともなう。閉鎖性睡眠時無呼吸のリスクファクターは加齢、男性、閉経、や肥満、アルコール摂取、甲状腺機能低下、末端肥大症などが挙げられるが、その高い罹患率にものかかわらず、社会での病状の認知は高くなく、閉鎖性睡眠時無呼吸に悩む人の大部分は未診断のままである。