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直接法コンポジットレジン接着ブリッジ

【読み】
ちょくせつほうこんぽじっとれじんせっちゃくぶりっじ
【英語】
adhesive bridge of the direct bonding by composite resin
【書籍】
別冊 YEAR BOOK 2011 日常臨床で必ず使えるコンポジットレジン修復の一手
【ページ】
110

キーワード解説

コンポジットレジンの本来の使用目的、すなわちう蝕処置以外に、その特徴である接着強さ、歯冠色を活かし、支台歯を削去せずにエナメル質の接着のみで欠損歯補綴、ブリッジを製作したもの。歯周病罹患歯でも支台歯になりうることが確認できたとし、その他、醜形歯、歯列・色調の審美的処置にもきわめてよい結果を得ているという(斉藤季夫による)。とくに、先天性欠如が比較的多いとされる犬歯欠損症例などは、一般に犬歯に対して咬合力が強く加わることから、それに耐えうる多くの支台歯の設計が必要とされているが、両隣在歯のみに接着させる直接法コンポジットレジン接着ブリッジは適応症であるとしている。