経腸栄養

【読み】

けいちょうえいよう

【英語】

enteral nutrition

【書籍】

歯科衛生士 2011年１月号

【ページ】

72

キーワード解説

口腔からの食物摂取ができない患者の消化管（胃や腸）に管を挿入し、栄養を補給する方法。一般的には経管栄養とも呼ばれる。
直接循環血液中に栄養素のはいった輸液を与える経静脈栄養と比較した経腸栄養の利 点として、１）消化管の健全性と機能（吸収能・免疫能・内分泌能・腸管バリア）を維持する、２）安価で費用対効果が高く、かつ十分な栄養補給が可能である、３）窒素平衡が良好である、４）合併症の発生率が少ない、などが挙げられる。