専門情報検索 お試し版

McGillコンセンサス

【読み】
マクギルコンセンサス
【英語】
McGill consensus
【書籍】
別冊 インプラントYEAR BOOK 2011 現代インプラントの10年とは?
【ページ】
10

キーワード解説

無歯顎患者に対するオーバーデンチャーを用いた治療の有効性を議論するため、2002年5月24、25日にモントリオール(カナダ)のMcGill大学にて行われたシンポジウムにおいて得られたコンセンサス。15名の学者および臨床による議論・検証の末、「インプラントオーバーデンチャーは無歯顎に対する標準的治療法である」との提言がなされた。具体的には、下顎に埋入された2本のインプラントを用いたオーバーデンチャーは無歯顎患者にとって第一選択であるとの結論が導き出されている。このコンセンサスを契機として、急速にインプラントオーバーデンチャーに関連した論文が増加し、当該治療法に対する注目が集まるようになった。