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口腔がんのサイン

【読み】
こうくうがんのさいん
【英語】
signs of oral cancer
【書籍】
開業医だから発見できる口腔がん
【ページ】
17

キーワード解説

口腔がんのサインには、口腔粘膜の傷(潰瘍、びらん、表面の粗造な部分)、赤い斑点、白い斑点、しこり、腫れ、できもの、抜歯後なかなか治らない、などが挙げられる。口腔がんであろうとなかろうと、「何かおかしい?」という異変(サイン)を早期に察知することが、死亡率の低下につながる。また、早期発見か否かで治療後の生活も大きく異なる。そのため、現在のところ開業医では口腔がんの診査はほとんど行われていないが、う蝕や歯周病の診査と同様に、システムの一環として定期的に行われることが今後求められる。