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文化記号論

【読み】
ぶんかきごうろん
【英語】
semiotics of culture
【書籍】
患者さんが集まる70の秘訣
【ページ】
113

キーワード解説

文化記号論は、スイスの言語学者フェルナンド・ド・ソシュールによって提唱された。物や言語をその直接的な意味作用である表示的意義(デノテーション)(表面に表された意味)と、より高次な意味作用である共示的意義(コノテーション)(裏面に秘められた意味)のふたつに分けて考え、このふたつを「記号」の意味作用とする。世の中にあるさまざまな物や文化現象を、その意味するものを解析することによって、その本質に迫ることができる。