ダブルインプレッションテクニック
- 【読み】
- だぶるいんぷれっしょんてくにっく
- 【英語】
- double impression technique
- 【書籍】
- QDT Art & Practice 2011年3月号
- 【ページ】
- 21
キーワード解説
ダブルインプレッションテクニックとは、いわゆるアルジネート積層(2回)印象法のひとつである。義歯臨床においてアルギン酸塩印象材で印象採得を行う際に、第1回目は混水比を小さくした印象材で全体をオーバー気味に印象採得し、硬化後に不要部分をトリミングして個人トレー様の形態を得る。そして第2回目には、混水比を大きくした印象材で再度印象採得を行うことにより、概形印象として必要な大きさを確保しつつ顎堤粘膜の変形を最小限に抑えた印象体を得ることができる手法である。