インプラント埋入のためのスターティングポイント
- 【読み】
- インプラントまいにゅうのためのすたーてぃんぐぽいんと
- 【英語】
- starting point for implant installation
- 【書籍】
- 負担の少ない インプラント治療/オーラルサージェリーのための 超音波装置バリオサージ
- 【ページ】
- 33
キーワード解説
スターティングポイントとは、インプラント埋入時、抜歯窩の口蓋側の斜面に対して正確な埋入方向に窩洞を開けるために必要な開始点である。もし、通常のドリルで抜歯窩の斜面に孔をあけようとすると、ドリルの先端が斜めの骨面を滑って、正しい位置に孔をあけることができない。ダイヤモンド製の超音波チップなら、回転するインスツルメントに比べて滑りにくいため、容易にスターティングポイントを形成することができる。スターティングポイントを形成する際、超音波チップは細いサイズから挿入して順次太いサイズに変えていく。太くしていくことで、孔を深くすると同時にインプラントに適したサイズまで拡大することができる。