多施設研究

【読み】

たしせつけんきゅう

【英語】

multicenter study

【書籍】

PRD 2011年３号

【ページ】

32

キーワード解説

複数の協力施設で行われる臨床試験。非常に多くの臨床情報を効率的に集積・分析できる手法である。科学的根拠に基づいた標準治療の確立のため行われる。また、より多くの患者集団からまれな疾患や薬剤の副作用に関する知見を得ることができる。
単一施設に比べバイアスが少なく、一般化可能性が高い。ただし複数施設で実施されることから、ばらつきを考慮して研究プロトコール（患者分布、関与する者の技能等）の標準化を徹底する必要がある。