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アンダーカット

【読み】
あんだーかっと
【英語】
undercut
【書籍】
歯科衛生士 2011年7月号
【ページ】
31

キーワード解説

アンダーカットとは、物体の上部より下部のほうが細くくびれた形態のことを意味する一般名詞。歯科では形成後の窩洞、歯の形態、義歯における陥凹を表現する際に使われる言葉である。
たとえば、凝固した印象材などを窩洞からはずすときに尖端がひっかかったりちぎれたりして、窩洞の正しい形のまま離型できないような陥凹部分を「アンダーカット」と称す。アンダーカットは人工的に形成されたものだけではなく、う蝕や楔状欠損(WSD)によって生じるものや、元々の歯の形態がアンダーカットをもった状態のものもある。いずれもTEK等が除去しにくかったり清掃性が落ちたりするなどの弊害をもつため、注意が必要となる。
一方、部分床義歯のクラスプはアンダーカットに引っかける形で維持力を発揮するため、わざと鉤歯にアンダーカットを設計することもある。