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介護保険施設以外の高齢者向け入所施設

【読み】
かいごほけんしせついがいのこうれいしゃむけにゅうしょしせつ
【英語】
institutions for the elderly not covered by a public nursing care insurance
【書籍】
歯科衛生士 2011年7月号
【ページ】
77

キーワード解説

高齢者向け入居施設には、介護保険による要介護認定を受けた高齢者が入所する介護保険施設である「特別養護老人ホーム」などがあるが、このような介護保険施設以外にも、高齢者の暮らしをサポートするための入所施設として自治体および民間で運営される多くの施設がある。
自宅での自立した生活が困難な者が居住する「養護老人ホーム」、居住部門とデイサービス部門を備える「生活支援ハウス」、生活援助員を配置した2人世帯向けの公的賃貸住宅「シルバーハウジング」、民間で運営され多種多様なサービスを行う「有料老人ホーム」、自立した60歳以上の方を賃借人とする「高齢者賃貸住宅」などが挙げられる。いずれの施設も、原則60~65歳以上の生活に不安のある者を対象としており、高齢者の暮らしに配慮した設計・サービスとなっている。