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地域包括支援センター

【読み】
ちいきほうかつしえんせんたー
【英語】
area comprehensive support center
【書籍】
歯科衛生士 2011年8月号
【ページ】
81

キーワード解説

各区市町村に設置される、地域住民の保健・福祉・医療の向上、虐待防止、介護予防マネジメントなどを総合的に行う機関。平成18年度の介護保険制度の大幅改正で「介護予防」が強調されたことにより、地域包括ケア(介護・医療サービスをはじめ多様な支援を継続的かつ包括的に提供する仕組み)を推進する目的で設立された。
 主任ケアマネジャー、保健師、社会福祉士の3専門職種が配置され、専門性を生かし業務にあたる。基本業務は介護予防に関することで、要支援1・2(介護保険制度の軽度者)に対する介護予防ケアプラン作成、二次予防事業対象者向けの各種予防教室開催、虐待防止や認知症予防への取り組み、ケアマネジャー支援、一般の高齢者の訪問(実態把握)などが挙げられる。65歳以上の方の総合相談窓口として多くの顔を持つ。