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二次予防事業

【読み】
にじよぼうじぎょう
【書籍】
歯科衛生士 2011年8月号
【ページ】
81

キーワード解説

二次予防事業とは、介護予防事業のうちの1つで、要支援・要介護状態となる可能性のある65歳以上を対象とした事業を言う。平成22年度までは「特定高齢者施策」と呼ばれていた。介護予防事業には「一次予防事業」もあり、こちらは65歳以上の全員を対象としている(平成22年度までは「一般高齢者施策」と呼称)。
 介護予防事業は、介護が必要な状態になる可能性のある65歳以上の人が、できる限り要介護状態にならずに地域で生活できること、あるいは要介護状態になった場合の悪化の防止や軽減を目的として、平成18年度に創設された事業である。しかし、特に二次予防事業においては参加率が低いことや、各自治体からの事務の簡素化の要望を受け、平成23年度から取り組み内容が見直されている。