骨再生誘導法における合併症の臨床的分類
- 【読み】
- こつさいせいゆうどうほうにおけるがっぺいしょうのりんしょうてきぶんるい
- 【英語】
- clinical classification of complications in guided bone regeneration
- 【書籍】
- PRD 2011年4号
- 【ページ】
- 58
キーワード解説
Fontanaら(2011)による、非吸収性メンブレンを用いた骨再生誘導法の際に生じる合併症の分類。臨床上の経験に基づき、治癒過程で生じるもの(クラスI~IV)と、外科処置中に生じるもの(A~C)とに分類されている。
・クラスI:排膿を伴わない,わずかなメンブレンの露出(≦3mm).
・クラスII:排膿を伴わない,大きなメンブレンの露出(>3mm).
・クラスIII:排膿を伴うメンブレンの露出.
・クラスIV:メンブレンの露出は認められないが,膿瘍の形成が認められる.
A:歯肉弁の損傷
B:神経系の問題
C:血管系の問題