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コーチングとティーチングの違い

【読み】
こーちんぐとてぃーちんぐのちがい
【書籍】
ファンをつくり出す歯科医院経営(歯科医院経営実践マニュアル vol.37)
【ページ】
148

キーワード解説

コーチングは、コーチされる側が「なりたい自分」と「今の自分」との間にできたギャップを埋めることを目的に行われるもの。そのため、まずギャップの存在を知る必要がある。次にギャップを埋めるために、コーチは相手に質問したり、助言したり、励ましたり、共感しながら、相手が「なりたい自分」へと導いていく。コーチの役割は、相手が今の自分のなりたい自分に近づくために、自らが考え気づき、歩き出す、つまり「自立」を促すことである。コーチとコーチされる側には「対等」「合意」「自主的」関係がある。ただし、緊急性のある場合は不適といわれている。
コーチングの反対にあるのがティーチング。先生が生徒にものを教えるような状態で、「上下」「高圧的」「押し付け」の関係におかれ、緊急時・新人教育などには適している。