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I型コラーゲンC末端テロペプチドのピリジノリン架橋

【読み】
いちがたこらーげんしーまったんてろぺぷちどのぴりじのりんかきょう
【英語】
C-telopeptide pyridinoline crosslinks of type I collagen
【書籍】
QDI 2011年5号
【ページ】
104

キーワード解説

I型コラーゲンは骨基質の90%以上を占めるタンパク質であり、骨・軟骨の他にも多くの結合組織に存在するピリジノリンなどにより分子間において架橋を形成する。破骨細胞による骨吸収の際には、骨組織のI型コラーゲンが分解され、そのC末端部分からピリジノリンまたはデオキシピリジノリンよって架橋されたペプチドが血中に放出される。このペプチドがI型コラーゲンC末端テロペプチド(ICTP)である。