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オフィスホワイトニング剤

【読み】
おふぃすほわいとにんぐざい
【英語】
bleaching materials for dentistry in japan
【書籍】
ホワイトニング&プリベンション
【ページ】
47~49

キーワード解説

日本で販売されている歯科医院で用いるオフィスホワイトニング剤には、ハイライト(松風)、ピレーネ(モリタ)、ティオンオフィス(ジーシー)の3種類がある。ハイライトは、35%過酸化水素水と触媒粉末の混合による化学反応と可視光線照射による光反応によって漂白する。時間をかけることで白くできるため、専用の機械がなくても導入できる。ピレーネは低濃度の3.5%の過酸化水素と光触媒機能を有する二酸化チタンを主成分とするホワイトニング剤で、過酸化水素と二酸化チタンに特定波長の光を連続照射してフリーラジカルを発生させることで漂白する。380~420nmの波長の照射器が必要である。ティオンオフィスは、可視光応答型酸化チタンを応用し、ジェルの過酸化水素を低濃度化(約23%)することで、低い刺激性と高い漂白効果を特徴とする。ピレーネ以外は、程度の差はあるが知覚過敏を起こす可能性がある。