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ティッシュエンジニアリング

【読み】
てぃっしゅえんじにありんぐ
【英語】
tissue engineering
【書籍】
PRD 2011年5号
【ページ】
64

キーワード解説

組織幹細胞を採取し、細胞の足場と増殖因子により増殖させて組織レベルの再生を行う技術。ティッシュエンジニアリングには細胞、足場、生理活性物質(サイトカイン)の三要素が重要な鍵となる。
自家組織を使用するため、ドナーが必要なく、提供者不足や拒絶反応の問題が解消されると考えられる。組織レベルの再生では胚性幹細胞を用いないことから、倫理的問題がなく多分野で臨床応用が進んでいる。歯科においては培養骨、培養粘膜、多血小板血漿(PRP)などが応用されている。